活動報告書

対象年度: 2023

提出日: 2024年08月10日

国名 インド共和国
学校名 教育ラーニングセンター
EDUCATIONAL LEARNING CENTRE
カウンターパートナー ICA文化事業協会
報告担当者 市川ゆり
生徒数 300
学校概要 1年生から10年生まで生徒300人 教師20名 プネにあるマヴァル・タルカ、タレガオン・ダブハデの農村地区から家庭の事情や 交通手段がない理由で教育が十分に受けられない小学校、高等小学校、高等学校の 生徒の為の特別な課外授業と活動を目的としてのセンター。

支援前の状況


政府の援助を受けていますが、資金が十分にあるとは言えません。校舎の老朽化が激しく、壁の塗装は内外ともに剥がれている箇所があり、長年の課題となっていますが改善できていません。また生徒の増加によって、机や椅子も足りない状況です。このような状況は、学習環境や生徒の安全に影響を及ぼしています。子ども達は農村地区の様々な村からこのセンターに通っています。学校以外の場所で補修を受けたり、課外活動ができる場所がありません。特に公立学校では指導や課外活動が不十分なので、それを補うために通いたい生徒は増えていますが、施設の設備が追い付いていない状況です。

支援後の状況


今回の支援によって教育ラーニングセンターの状況が大きく改善されました。まず、校舎の塗装が行われたことで、外観が一新され、壁の剥がれや老朽化が解消されました。これにより、生徒や教職員が気持ちよく学校に通うことができる環境が整いました。またテーブルと椅子の寄付は、学校の設備不足に対する重要な解決策となりました。生徒たちが快適に学習できる環境が整い、教室での授業や活動が円滑に行われるようになりました。さらに、スクリーン付きプロジェクターは、教育の質を向上させるために重要な役割を果たしました。これにより、教師が豊富な教材や映像を活用して授業を行うことができ、生徒たちの理解を深めることができるようになりました。

学校からの反響


先生からのメッセージ

日本の皆様へ
私たち教育センターの教職員一同、このたびは格別なご支援を賜り、心より感謝申し上げます。日本からの寄付により、私たちの教育センターは大きな変革を遂げ、生徒たちにとってより良い学習環境を提供することができるようになりました。まず、校舎の塗装や修復、そしてテーブルと椅子の寄付により、学校の施設が大幅に改善されました。生徒たちは新しい環境で快適に学ぶことができ、これまで以上に集中して授業に参加できるようになりました。また、スクリーン付きプロジェクターの寄付により、先進的な教育手法を導入することができ、生徒たちの学習効果が向上しました。皆さまからの温かいご支援により、私たちの教育センターは地域の教育において重要な役割を果たすことができるようになりました。このような有難いご支援に心より感謝申し上げます。

子ども達からのメッセージ

この度は、私たちの教育に対するあなたの温かいサポートに心から感謝申し上げます。校舎の塗装により、学校がより明るく綺麗になりました。これによって、私たちは快適な環境で授業に参加できるようになり、集中力を高めることができました。また、新しいテーブルと椅子の寄付も、私たちの学習を支える大きな助けとなりました。これまで座る場所に不足があり、それが私たちの学びを妨げていましたが、今では快適な環境で授業を受けることができます。さらに、スクリーン付きプロジェクターの寄付は、私たちの勉強にとても役立っています。映像を使った授業は、興味深く、学習意欲が高まりました。私たちの未来を支えるためのこの貴重な支援に心から感謝します。

その他写真