活動報告書

対象年度: 2023

提出日: 2024年09月29日

国名 インド共和国
学校名 ジャムボリ小学校
JAMBHOLI SCHOOL
カウンターパートナー ICA文化事業協会
報告担当者 市川ゆり
生徒数 12
学校概要 ジャムボリ村は人口: 350人 男性:170 女性:180 世帯数 - 53 識字率 - 70'54 パーセント 主な仕事 - 農業、主な作物はモンスーン時の米、若者の多くはムンバイや近郊に仕事に行きます。子供の数 - 12人 教師の数 - 2名 インドで学校教育が始まったのは独立後で、当初は寺院や木の下で、教師は1人か2人でした。 子どもたちの数は非常に少なく、教師の給料も非常に安かったのです。 しかし、徐々に状況が変わり、教育への意識が高まり、親は子供を学校に通わせるようになりました。 政府は1つの学校に少なくとも2つの部屋を建設しました。現在では、ほとんどすべての村とその集落に1年から4年生までの学校があります。 現在、約10〜15校の小学校に高等小学校があり、4年生を卒業した生徒はさらに上のクラスへ行くことができます。 高等小学校は、5年生から7年生までです。高等学校は10年生までです。 現在、11年生と12年生も高等学校に併設されています。 この後、大学が始まります。小学校には2人の教師がおり、プレスクール(幼稚園)が併設されています。プレスクールには1人の教師と小さな子供たちの世話をするアシスタントがいます。 現在では、食事の準備のために一人の調理師がいます。どの小学校でも、政府から子どもたちに一食分の食事が提供されます。そのため、キッチンルームがあります。現在は政府と地域の村民、それからそれをサポートする民間の支援を受けて運営されています。

支援前の状況


建物を適切に維持することは資金不足で難しい状況でした。壁の塗装はところどころ剥がれていて、景観も悪く、衛生的にも不適切な状態でした。 またこの学校にはトイレがありません。飲料水の設備もないので、飲み水の確保にも困っていました。子どもに教育を受けさせたいと願っていても、設備の整っていない学校には行かせたくないと考える保護者もいました。学校の設備が整っていないことで、生徒だけでなく遠くから学校に通っている教師も不便を強いられていました。

支援後の状況


学校全体の壁は内外ともに塗装され、きれいで明るい雰囲気に生まれ変わりました。トイレと昼食準備室が新しく建設されて、子ども達はもちろんのこと、教師や村の人々からも喜びの声が上がっています。また学校の周囲をフェンスで囲い、遊具を設置したことで、子ども達が外で安全かつ自由に遊ぶことができるようになりました。今回の支援により、子ども達の学習環境が大幅に改善されました。教師たちも今まで以上に職務に励むことで、村の教育の質が高まることが期待されます。

学校からの反響


先生からのメッセージ

私たちの学校に、日本からの温かい支援を受け、心から感謝しています。あなた方の寛大な助けにより、学校の環境が大きく改善されました。その善意には、言葉では表し尽くせません。トイレと昼食準備室の建設、壁の塗装、そして学校の周囲に設置されたフェンスと遊具は、私たちの生徒たちにとって大きな喜びです。清潔な環境で学び、安全な場所で遊ぶことができるようになり、これからも健康で幸せな学び舎を提供できることを嬉しく思います。日本の皆様には、私たちの小さな学校に思いを馳せ、貴重な資源と時間を提供してくださり、心から感謝しています。あなた方の支援が、私たちの生徒たちの未来を明るくする一助となることを信じています。

子ども達からのメッセージ

この手紙を書いて、日本からの素晴らしい支援に感謝の気持ちを伝えたいと思います。日本からの支援で、私たちの学校はとても素敵な場所になりました!新しいトイレや昼食準備室、きれいな壁がとてもうれしいです。学校がもっと楽しい場所になりました。日本の皆さんのおかげで毎日学校に来るのが楽しみです!みんなで新しい遊具で遊び、きれいなトイレを使えることが嬉しいです。先生たちも喜んでいます!日本の皆さん、本当にありがとうございます!いつか日本に行って、お礼を言いたいです。心から感謝しています。

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