活動報告書

対象年度: 2023

提出日: 2024年04月29日

国名 ウクライナ
学校名 エルマー レオン幼稚園
Elmer Leon Preschool
カウンターパートナー ICA文化事業協会
報告担当者 市川ゆり
生徒数 28
学校概要 ウクライナのキエフにある幼稚園は、 ボヤルカ市議会の付託で運営されている施設で、緑豊かで子ども達も安心して楽しく過ごす事が出来ました。2022年の2月の紛争でウクライナの学校1400校 、2450の教育機関が爆撃や砲撃による被害を受け、270校が完全に破壊されました。幼稚園もその中に含まれます。現在、被害を受けている損傷が少ないこの施設に、残っている子ども達が少しでも楽しい時間が過ごせるように運営されています。

支援前の状況


現在、ウクライナでは半数以上の発電所が深刻な被害を受け、ウクライナ人は電気や熱を節約する生活をしていることはご存知の通りです。また被爆を免れた学校のほとんどは地域住民の暖房施設として機能しています。この施設も地域住民のための暖房センターとして機能しています。子ども達が使用できるスペースは限られていて、爆撃の被害で電気が通らず困っています。一番必要な電力の確保が出来れば、子ども達を預かる施設として運営できます。また蓄電池があれば、電力の供給が途絶えることなく、施設の子どもたちがオンラインやオフラインで授業を受けることができるようになるため、電力の確保が最優先事項となっていました。

支援後の状況


蓄電池の導入により、電力が不足する状況においても安定した電力供給が可能となりました。これにより、幼稚園の日常的な運営や子どもたちの学習環境の向上が見込めます。また暖房の維持にも使用でき、子どもたちが快適な温度で過ごせることで、健康と安全が確保され、寒冷な気温による影響を受けにくくなります。オンライン授業やデジタル学習が可能になり、子どもたちはタブレットを使用できるようになりました。また蓄電池は緊急事態の場合も電力を提供し続けることができ、非常時においても施設の機能が維持されます。地域の緊急時の備えとしても役立つことが期待されます。

学校からの反響


子ども達からのメッセージ

まず初めに、心よりの感謝の気持ちをお伝え申し上げます。蓄電池の導入により、まず最も喜ばしいことは、電力の不足や停電に左右されることなく、安定した電力供給ができるようになったことです。これにより、子どもたちが快適な環境で学び、遊ぶことができ、私たち教育者も安心して教育プログラムを提供できるようになりました。寒冷な気温下での暖房も確保でき、子どもたちが健康で安全な環境で過ごせるようになりました。また、オンライン授業やデジタル学習がスムーズに行えるようになり、新しい学びの方法にも対応できるようになりました。これらの素晴らしい変化が実現できたのは、日本からのあたたかい心遣いと支援があったからこそです。改めて、心から感謝の意を表すとともに、これからもエルマーレオン幼稚園はより良い未来へ向けて努力し、子どもたちに愛と教育を提供し続けていきます。どうもありがとうございました。

先生からのメッセージ

新しい蓄電池のおかげで、電気のことを心配せずに遊んだり、勉強したりすることができるようになりました。寒い日でも暖房が使えて、みんなで快適に過ごせるようになりました。先生たちも安心して授業を進めてくれています。オンラインで友達と楽しいお勉強ができるようになってうれしいです。新しい勉強ができて、たくさんのことを学ぶのが楽しくなりました。日本の皆さんの優しさとサポートに、心から感謝しています。