活動報告書

対象年度: 2022

提出日: 2024年10月22日

国名 ベトナム社会主義共和国
学校名 クシーング校
KXEENG SCHOOL
カウンターパートナー 認定NPO法人シーエスアールスクエア
報告担当者 宍戸仙助
生徒数 35
学校概要 ダナン市からタイ・ヤン郡の入口である道路の南側のジャン地区の奥地へ向かう道路脇のアルイ村に設置されているが、クシーング村には、学校を設置する土地がないためアルイ村の土地を借りて設置された幼稚園と小学校であり、幼稚園は、教員1名が17名の園児と、小学校は、教員2が、18名の児童と校長Mr.Nguyen Trung Tamの指導により、園児および小学校児童の教育に当たっている。登り下りを繰り返す奥地への細い道路から50mほど歩いた 場所にある。幼稚園と学校のある集落から離れた場所の集落から通学している児童がほとんどである。村人のほとんどは、近くの急斜面の山で自給自足の生活のための狭い畑を耕している。若い父親の数人は、バイクで、隣の郡まで働きに行っている家庭もある。

支援前の状況


幼稚園は、教員1名が17名の園児と、小学校は、教員2名、18名の児童と校長Mr.Nguyen Trung Tamの指導により、園児および小学校児童の教育に当たっている。登り下りを繰り返す奥地への細い道路から50mほど歩いた場所にある。幼稚園と学校のある集落から離れた場所の集落から通学している児童がほとんどである。村人のほとんどは、近くの急斜面の山で自給自足の生活のための狭い畑を耕している。雨季には、学校に届く山奥から送られてくる水が、土などが混じることもあるということであった。受益者となる村人は199人の予定である。それぞれの幼稚園や学校では、山奥の自然林の中からパイプで水を引き、その水を飲料水などに利用している。しかし、衛生的で安全な飲料水が確保できている学校は、半分以下でベトナム戦争時に撒かれた枯葉剤の影響によるダイオキシンなどで、汚れた川の水を利用したり、雨水を利用したりしている。しかし、行政は、それらを改善するだけの予算を確保できないでいる。

支援後の状況


2022年11月の現地行政との契約のあと、様々な理由で設置が送れており、2023年4月のドネーションツアーの直前に完成した浄化システムであった。ドネーションツアーの際には、訪問することができなかったが、6月の訪問で、小学校の空き教室一角に設置した浄化システムで浄化した水を、すぐ脇の蛇口から汲み、試飲することができた。受益者数は、幼稚園・小学校の子どもたち20名程度、村人が200人ほどである。校長や、主任教諭の先生、子どもたちの感謝のメッセージにありますように、村人全員が感謝しておりました。

学校からの反響


先生からのメッセージ

教師と生徒を代表して、学校の濾過システムの寄贈により、毎日の飲料水で私たちの学校を支援してくださった世界へ株式会社様に心からの感謝を送ります。今回は、きれいな水のろ過システムを設置するための資金のおかげで、教師や地域の人々だけでなく、私たち自身も安全できれいな飲料水を手に入れ、すべての人の健康を守ることができるようになりました。毎日、多くの地元家庭が家族の活動のために水を汲みに来ます。浄水装置を長くお使えるよう、常に一人一人の意識を高め、むやみにゴミなどをポイ捨てをせず、装置の異常を発見した場合は速やかに先生に報告し、常に衛生的で清潔な状態を保ちます。改めて、先生方、地域の人々、生徒たちを代表して、先生方だけでなく私たちのためにも浄水器を寄附していただいた株式会社世界へ- to the world – 様に心から感謝したいと思います。

子ども達からのメッセージ

※支援校は、幼稚園のため、子どもたちからの感謝のメッセージは、掲載されておりません。

その他写真