活動報告書

対象年度: 2024

提出日: 2024年09月24日

国名 インド共和国
学校名 ビルディング・ブロックス ガーデニア
Building Blocks GARDENIA
カウンターパートナー Family Development Services (Building Blocks India)
報告担当者 Suresh Ambat
生徒数 59
学校概要 ファミリー・ディベロップメント・サービス(ビルディング・ブロック・インディア、以下BB)は、教育を受ける機会に恵まれないインド3州のスラム地区の子どもたちに、質の高い充実した幼児教育と毎日栄養価の高い食事も提供することで子供たちの未来に貢献をし、貧困の連鎖を断ち切ることを目指しています。 私たちのセンターにやってくる子どもたちは、非常に貧しい環境にあります。彼らの生活環境には、飲料水や定期的な電力供給といった基本的な設備すら整っておらず、居住区は非常に狭く(約8フィート×10フィート)、そこに子どもの家族が住み、場合によっては高齢の祖父母や、家を失い、支援も受けられないその他の家族が暮らすこともある。 B Bセンターは言わば「安全な避難所」です。そこで、生まれて初めて洗面台で石鹸を使って手を洗い、歯ブラシを使うことを学び、読み書きを学び、カラフルな絵本を読み、クレヨンで塗り絵をし、友達と一緒に誕生日を祝います。BBに通うことで新しい世界が開かれるのです。 寛大な寄付者の援助とご支援により、私たちはこのような背景を持つ子どもたちに、3歳から3年間にわたり、英語、算数、理科及び社会的・実践的スキルの基礎を身につけさせる幼児向けプログラムを実施しています。月曜日から土曜日までの栄養価の高い無料給食を提供し、彼らが成長したときに人生のチャンスを得られるよう、より良い生活基盤を築いています。 親は仕事をしながらも、自分の子どもが守られた安全な環境にいて、日々教育を受け、世話され、栄養のある食事をしているという安心感を得られます。

支援前の状況


私たちは最近、ガーデニア・センターを新しいビルに移転しました。幼稚園には59人の男の子と女の子が通っていますが、新しい建物には男の子と女の子のための適切なトイレがありませんでした。トイレを4つ作る必要があり、政府の基準では、男子用に2つ、女子用に2つ設置しなければなりません。大きさは14フィート×6フィートで、男子用と女子用に別々の入り口があり、壁はセメントで固め、レンガで仕上げ、屋根は金属製、断熱材はPUFシートでできている。これらが完成すれば、男子用と女子用に別々のトイレを作ることが可能になり、これまで通りより安全な環境を提供できるようになります。

支援後の状況


改修の結果、タイル張りで配管の整った女子用バスルームが2つ、小便器が3つ、インド式トイレが1つ、床と壁がタイル張りで配管の整った男子用バスルームが1つ完成した。また、プレイエリアの外にも2つの新しいバスルームを作りました。1つは女子用で入り口は別、もう1つは男子用で入り口は別でトイレと小便器があります。これで低学年と高学年がそれぞれ別のトイレを使えるようになりました。また、外の廊下にはスタッフ用のトイレも1つ改築できました。

学校からの反響


先生からのメッセージ

私たちは日本寄付財団のスポンサーシップにとても満足しており、感謝しています。私たち教師は、子どもたちのトイレの使い方をよりよく整理することができ、子どもたちのために清潔でタイル張りの機能的なトイレがあることはとても安心です。日々の業務が簡単に効率的になり、衛生的でもあります。 おかげさまで、子どもたちも安心してバスルームを使うことができました。女児用と男児用のトイレが分かれていることは、当センターの政府基準を維持するのに役立っており、非常に感謝しております。

子ども達からのメッセージ

「とても清潔で快適でいい。」「以前はとても薄暗かったのですが、今は壁も床もきれいで、安心感がある。」「白く塗られた壁が素敵。」これらは、新しくなったバスルームを見た子どもたちの反応でした。

その他写真