活動報告書

対象年度: 2024

提出日: 2024年08月10日

国名 インド共和国
学校名 フォートスクール
Fort School
カウンターパートナー ドリーム・インディア・ネットワーク
報告担当者 サジュ・パラッカ博士
生徒数 350
学校概要 KR道路沿いのフォート高校は、オールドフォート地区にあるいくつかの歴史的ある建物の1つです。学校は3エーカーの土地にあり、1エーカーの建物があり、残りは敷地です。学校は、もともと1903年ごろにMysore Wadiyarsによりステージに分けて建設され、複数の言語が教えられている英語の学校でした。未だに7つの第一言語を教えています - カンナダ語、テルグ語、タミル語、英語、ヒンディー語、サンスクリット語、ウルドゥー語。現在はカルナータカ州でイングリッシュ公立学校として認定はされています。元々は男子校として始まり、州で有名でした。3階建ての建物なのがとても魅力的です。おの学校は輝かしい時期には生徒数は2000名に達し、教育の質は国際レベルと同等でした。しかし、手入れが行き届いていなかったため、その美しさと優雅さは色あせ始め、学校の力は数十年にわたって衰退しました。その後、いくつかの改修工事により、以前の美しさがある程度取り戻されましたが、DINが他のパートナーとともに学校を引き継いだ時には生徒数はたったの150名まで落ちていました。 それ以来、DINは学校を改善し、最も貧しい地域の子供たちの入学を増やすために可能な限りの努力をしてきました。現在、生徒数は350名に上がり、幼稚園生から10年生の標準まで教えています。より多くの教師が採用され、教育の質は徐々に向上しています。

支援前の状況


フォートスクールは、最近ドリームインディアネットワークによって採用された学校の1つです。学校はとても古く、学校の小便器やトイレは不衛生でひどい状態でした。小便器は壊れており、小便器の配管工事は行われておらず、安全壁はなく、小便器の床面積は不適切なタイル張りで泥だらけでした。概して、学校のトイレは悪臭さえ漂い、完全にひどい状態になっていました。多くの子どもたちは小便器を使わず、野外で排尿していました。この非衛生的で不健康な状態が蔓延する中、私たちは小便器とトイレエリアをタイル張り、塗装、グリルで改修し、安全で衛生的で健康的な施設を提供することで、子供たちが安心して教育を受けれる場所にしたいと考えました。

支援後の状況


日本寄付財団のご支援により、トイレエリアの改修を完了し、美しく衛生的なものにすることができました。7つの小便器がきちんと固定され、排水溝も設置され、洗面所エリアの床面積全体がタイル張りされ、美しく塗装されています。必要なところはセメントで漆喰で塗られました。お陰様で子供たちには健康的で衛生的な洗面所/トイレエリアが提供されます。また、お子様のプライバシーも確保できます。また、洗面所に隣接する飲料水・洗い場もリノベーションされ、子どもたちが利用できるようになりました。改修のために提供され支援に感謝します。ご支援がなければ改善されず、同じ状態が続いたことでしょう。

学校からの反響


先生からのメッセージ

学校の保護者会は、悲惨な状況にあった学校の洗面所エリアを改修するために、さまざまな人に支援を求めていました。その後、日本寄付財団がドリーム・インディア・ネットワークを通じて、その改修を支援してくれました。日本寄付財団の皆様、誠にありがとうございました。現在、洗面所エリアは美しく衛生的に見えます。小便器はちゃんと取り付けられ、床はタイル張りで、エリア全体が完全に塗装され、パイプラインが適切に敷設されています。さらに、手洗い場と飲料用場も改装され、子供たちが利用できるようになりました。親や教師は、子どもたちが基本的なニーズが満たされ、勉強のためにより良い環境を享受できることを喜んでいます。改めて財団の支援に感謝します。

子ども達からのメッセージ

洗面所や手洗い・飲料水置き場がリニューアルされ、とても嬉しいです。以前は非常にぬかるんでいて、そのエリアに近づくことさえできませんでした。洗い場の調子が悪いため、オープンエリアで排尿するのが常でした。しかし、今は指定された場所で排尿し、美しく衛生的です。きちんとした排水、給水管があるので、悪臭もなくなりました。現在の状態は私たちの自尊心を向上させ、多くのプライバシーを与えてくれます。私たちは日本の皆様からのご支援を嬉しく思い、とても感謝しています。

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