活動報告書

対象年度: 2023

提出日: 2024年08月28日

国名 ベトナム社会主義共和国
学校名 ホアクオン幼稚園フオンラム校
Hoa Khuong Kindergarten Huong Lam School
カウンターパートナー 認定NPO法人シーエスアールスクエア
報告担当者 宍戸仙助
生徒数 324
学校概要 1997年に、南隣のクアンナム省との境近くの土地に設置された幼稚園であり、園舎が老朽化してきている。教員22名が、園長Ms.Do Nu Lam Thanhの指導により、園児数324名の園児教育に当たっている。幼稚園としては、マンモス校である。障がいの傾向のある児童が5名在籍している。その障がいを持つ園児以外にも仲間遊びの苦手な園児も数多い。遊具などの使った遊びを通して、社会性・協調性・ルールを守る規範意識を育成できるよう教員一同が懸命に取り組んでいる。

支援前の状況


1997年に、南隣のクアンナム省との境近くの土地に設置された幼稚園であり、園舎が老朽化してきている。教員22名が、園長Ms.Do Nu Lam Thanhの指導により、園児数324名の園児教育に当たっている。幼稚園としては、マンモス校である。障がいの傾向のある児童が5名在籍している。その障がいを持つ園児以外にも仲間遊びの苦手な園児も数多い。遊具などの使った遊びを通して、社会性・協調性・ルールを守る規範意識を育成できるよう教員一同が懸命に取り組んでいる。 ホアヴァン郡では最も古い幼稚園であり、3基の大型遊具があるが、そのうちの1基は、基礎部分の柱の腐食が進み、利用禁止となっているボールプールの遊び場であり、床部分には、穴も空き始めており、修理より撤去が必要と考えられる。近々、廃棄の予定である。園児数324名という実態からも、遊び場となる園庭を2カ所に分かるなどの取り組みも希望しているため、今回の大型遊具2基の支援には、大きな期待を寄せている。

支援後の状況


今回ご支援いただいた大型遊具2基に、324名の園児達がたいへん喜び、毎日楽しく遊んでいる。園児の外遊びの時間を年齢ごとに、多少ずつずらすなどの工夫をして、みんなが遊具を使って遊べるよう工夫した日課に修正するなど工夫をしている。それぞれの遊具の使い方や決まりを守り、仲良く遊ぶための指導により、障がいをもつ園児5名を仲間に入れながら、楽しく遊ぶルールを指導しながら、より良い社会性を身につけるための努力を続けている。この幼稚園は、新しい道路建設のため、間もなく移転する予定であるが、今回寄贈いただいた遊具を大切に、新しい幼稚園へ移動し、有効に効果的に利用する計画である。

学校からの反響


先生からのメッセージ

感謝状
宛先:日本チャレンジ・フォー・スクール・リバイバル(CSR2)
支援者、高橋 慶行様
まず、ダナン市ホア・バン地区ホア・クオン幼稚園の全校長、教師、職員、児童を代表し、日本の皆様とCSR2宍戸仙助理事長様に、当園の児童への特別な愛情と配慮の心に心から感謝を申し上げます。CSR2は、特別支援児童を含む児童の教育を当園が適切に行うために環境を整えてくださいました。
ホア・クオン幼稚園は、ダナン市のホア・バン地区の西に位置する学校で、地区の中心地であり、クアン・ナム省と接しています。この地域の住民の生活にはまだ多くの問題があり、特に特別支援児童と一般児童の統合教育ケアのための装備を追加するために徐々に対策は取られてはいますが、まだとても多くの問題があります。
最近、当園は嬉しいことにCSR2との関わりを持つことができ、高橋慶行様が当園の児童の発育にとても貢献する屋外遊具2台贈ってくださいました。これにより、ホア・クオン幼稚園は児童が遊具を使った遊びを通して身体的にも精神的にも成長するための環境を整えることができました。全ての学校関係者が、当園児童に特別な愛情を示していただいたCSR2の皆様と宍戸仙助理事長様、そして支援者の高橋慶行様に心から感謝しております。私たちは、この贈り物を大切に活用し、児童が遊び場で心から笑い、成長する機会を提供することを約束します。
当園は現在、国道14B号線の解放地に位置しており、施設の建設が進行中です。学校が新しい場所に移転すると、児童の教育とケアに必要な装備が不足することを心配しております。私たち学校コミュニティと児童は、CSR2と宍戸仙助理事長からの今後の関心を期待し、地区や市内の他の幼稚園と比較し、当園の児童の不利を最小限に抑えることを願っています。
再度、学校関係者と児童全員を代表して、CSR2の皆様と宍戸仙助理事長および支援者の高橋慶行様に感謝の意を表し、ベトナム全体の子供たちと特にホア・クオン幼稚園の子供たちに対する特別な愛情を願っています。心から感謝します。
ホア・クオン幼稚園 校長 ド ヌ ラム タイン

その他写真