支援前の状況
対象年度: 2024
提出日: 2024年09月29日
国名 | アフガニスタン・イスラム共和国 |
---|---|
学校名 | パスサバール女子高校 Pas Sabar Female High School |
カウンターパートナー | 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン |
報告担当者 | 西原京春 |
生徒数 | 660 |
学校概要 | 本学校は1969年ごろに設立されましたが、校舎建設の着手を待たず学校教育が開始されました。その後1970年代からアフガニスタンは長い紛争状態へと突入し、その間は、断続的に、戦闘状態が収まった際に教員と生徒が集まり、屋外で可能な限りの授業を行いながら、いつの日か戦争が終結すれば新たに安全な校舎が建設されることを信じていました。しかし内戦や外国軍の介入は続き、教育活動は常に危険にさらされ、地域の人々の願いであった校舎の建設は現在に至るまでの約40年間、実現していない状況です。2021年にタリバン暫定政権が権力を握ってからは、これまでの様々な勢力による戦闘が収まったため、子どもたちも学校に戻ってくるようになりましたが、教室がないままなので、今でも少ない木陰を探して授業を行っています。また、同政権の方針で女性が中等教育以上を受けることが禁じられたことにより、アフガニスタンの女子教育が危機的な状況に陥っています。少なくとも今ある女子生徒にとっての教育の場を支援すべく、より優先度の高い学校として本校を選定しました。 |
支援前の状況
支援後の状況
学校からの反響
その他写真