活動報告書

対象年度: 2026

提出日: 2026年02月03日

国名 スリランカ民主社会主義共和国
学校名 報恩の会幼稚園
HOUON NO KAI Pre School
カウンターパートナー 報恩の会 教育センター
報告担当者 PROPRITOR KANKANIGE RUCHILA RUSHANI PERERA
生徒数 500
学校概要 報恩の会幼稚園は2004年に設立され、現在では約500名の園児が在籍しています。子どもたちは年齢ごとにクラスに分かれ、毎日遊びと学びを通して心と身体の健やかな成長を育んでいます。また、経済的に困難な状況にあるご家庭の子どもたちにも等しく教育の機会が届くよう、入園金の免除などの支援制度も整えています。 園児が安心・安全に過ごせる環境を整備することは、豊かな園生活に欠かせない大切な取り組みです。しかし、2025年11月の洪水で園舎の1階まで浸水し、大きな被害を受けました。

支援前の状況


2025年11月に発生した洪水により、本幼稚園は浸水被害を受け、園舎や備品、教材、書籍などに大きな損害が生じました。あわせて、多くの園児の家庭も同時に被災しており、家財の大半を失った世帯も少なくありません。本園に通う園児の多くは、もともと経済的に厳しい家庭環境にあるため、洪水による影響は特に深刻です。 洪水により教科書や文具すべてを失った園児が多数いる一方で、各家庭は住居の修復や生活必需品の確保を最優先とせざるを得ず、教材を新たに購入する経済的余裕がありません。園としても、被災した施設や環境の復旧対応に追われ、教材や文具の再整備まで十分に手が回っていない状況でした。その結果、多くの園児が必要な学用品を持たないまま学習を再開せざるを得ず、教育への継続的なアクセスが大きく損なわれていました。

支援後の状況


皆さまからのご支援により、洪水で流失した園児434名分の文具一式を新たに購入することができました。洪水の水が引いた後には、幼稚園と併設して運営している日本語学校の在校生や多くの卒業生が自主的に集まってくれ、園内の片付けや清掃作業を一斉に行うことができました。おかげで比較的早く瓦礫や泥を取り除き、学びの場として再び使用できる環境を整えることができました。 その後、整備された幼稚園の敷地内にて、皆さまからご支援いただいた学用品の配布会を実施しました。配布会には教育省の職員も立ち会い、日本からの支援に対して感謝の言葉が寄せられました。また、園児の保護者からは「洪水ですべてを失い苦しい中、日本から子どもたちの学用品を届けてもらえたと知り、本当に嬉しかった」との声も届いています。支援により、園児たちは再び安心して学習に取り組める環境を取り戻しつつあります。

学校からの反響


子ども達からのメッセージ

私たちのノートは洪水で流れていきました。日本にいる皆さんは私たちのためにノートをくださいました。本当にありがとうございました。
もらったノートできれいに書きます。きれいにくださったものを使ってきれいな色で書きます。本当にありがとうございました。

その他写真