活動報告書

対象年度: 2023

提出日: 2024年09月04日

国名 インドネシア共和国
学校名 ジョグジャカルタ・ボプクリ第1高等学校
BOPKRI 1st High School Yogyakarta
カウンターパートナー サクラネシア財団
報告担当者 伊集院さくら 江田直美
生徒数 625
学校概要 ジョグジャカルタ・ボプクリ第1高等学校は、ジャワ文化の中心地である ジョグジャカルタ の中心部に位置する学校です。1946年創立されたため、伝統と歴史を引き継いでおりジョグジャカルタの文化を保存するということを学校の1つの目標に掲げています。地元ではSMABOSA、ボサ高校という学校名で知られています。BOPKRIのBOとインドネシア語の1、SATUのSAを組み合わせて、そう呼ばれています。

支援前の状況


支援前は、バティックの授業のための専用の場所はありませんでした。 私たちは物理学実験室の外、正確には学校の駐車場または構内の東側の一部に場所を与えられました。そして私たちの授業が活動的になるにつれて、南側に活動場所を広げていきました。構内は混雑し、混乱させました。そして、生徒を屋内エリアに移動させ、登下校時の渋滞も招くことになりました。 雨が降ると、このエリアは授業に使用することが出来ませんでした。

支援後の状況


私たちはこの場所で、地域文化を守りながら市場価値のある作品を創造することを学び、取り組んでいます。安全に、快適に、そしてストレスなく学習ができるようになりました。他の授業、活動を妨げることはなく、構内の他の活動と交錯しないため、邪魔されることはありません。バティック活動ではより多くの表現が可能になり、能力を伸ばすことができます。 授業で学んだ理論を快適で素敵な教室で実践できることに感謝申し上げます。

学校からの反響


先生からのメッセージ

日本寄付財団がインドネシア、特にジョグジャカルタ・ボプクリ第一高等学校での、バティック文化を保存する取り組みに多大な関心を寄せてくださったことに心から感謝申し上げます。今回、ご支援頂いたのは、バティック活動の準備工程から最終工程までの、一連のプロセスに特化したスペースです。当初、バティックの授業には専門の教室はありませんでした。日本寄付財団が文化保存活動に注目してくれたことに感謝しています。これで私たちは構内に、バティックについて勉強・活動するための専用の場所を持つことができました。この場所で私たちは市場価値のある作品を創造し、学びます。私たちの希望は、日本寄付財団が今後もインドネシア文化の発展に、特に学校環境にご支援いただくことです。より多くの若者に自国の文化を知ってもらうために、彼らの文化を愛し、それを促進し、次世代に伝えられるようにそれらを保存していく必要があります。

子ども達からのメッセージ

ジョグジャカルタ・ボプクリ第1高等学校の生徒より。
皆さん、こんにちは。神様の祝福とご加護がありますように。
日本寄付財団が私たちにバティックルームを提供してくださったことは、私たちジョグジャカルタ・ボプクリ第1高等学校の生徒にとって大きな意味があります。このご支援により、私たちはバティック活動でより多くのことを表現し、技術を向上させることができます。また、授業で学んだ理論を快適な部屋で実現することもできます。ですから、私たちの学校をご支援頂いた日本寄付財団にとても感謝しています。今後もジョグジャカルタ・ボプクリ第1高等学校と日本寄付財団が良好な関係を築いていけることを願っています。日本寄付財団が今後も発展し続け、より多くの学校にご支援くださることを願っています。改めまして、本校へのご支援に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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