活動報告書

対象年度: 2023

提出日: 2024年10月08日

国名 インド共和国
学校名 スラムチルドレンスクール
SLUM CHILDREN SCHOOL
カウンターパートナー ICA文化事業協会
報告担当者 市川ゆり
生徒数 40
学校概要 インドの中でも貧困地帯でスラム街の子ども達の保育園。経済的に生活が厳しい家庭が多い地域で、場所も確保できる場所が小さく運営も状態も政府の支援があっても維持するのがとても厳しい状態です。民間の支援がないと放置されてします国のなかでもとても運営が厳しい保育施設です。施設に着ていく服もないので支給された服を着て子ども達は過ごしています。その中でも、政府に民間団体が支援を頼みながら運営を何とか維持しています。

支援前の状況


失業や経済的な困難が、親御さんたちの支援に影響を与えています。また、スペースの不足や場所の制限も子どもたちの成長を妨げています。資金の支援が得られれば、いくつかの重要な点で改善が見込めます。まず、適切な施設やスペースを提供することができ、子供たちにより良い学習環境を提供できるようになります。また、借りた場所での制約から解放され、教育施設を自由に拡張し、より多くの子供たちに支援を提供できるようになるでしょう。その資金を利用して、教育資材や設備の改善にも取り組むことができます。充実した教育プログラムを提供するために、教材や教育用具を購入し、子供たちの学びを促進できるでしょう。

支援後の状況


保育所の塗装や新しい遊具を設置したことにより、保育所の環境を改善し、子どもたちの学びや遊びの体験を豊かにすることが期待されます。塗装は建物の美化だけでなく、清潔感や快適性をもたらし、子どもたちのやる気や学習意欲を高める一因となるでしょう。また遊具の設置は、子どもたちの運動能力や社会性を発達させるだけでなく、楽しみながら学ぶ機会を提供することができています。子ども達だけでなく、現地の教員・保護者からも喜びの声が上がっています。

学校からの反響


先生からのメッセージ

日本からの温かい支援により、私たちの保育所に大きな変化がもたらされました。ご支援いただいた資金によって、校舎の塗装が行われ、また新しい滑り台とブランコが設置されました。この支援によって、子供たちがより安全で楽しい環境で遊び、学ぶことができるようになりました。子供たちは塗装されたきれいな校舎や新しい遊具を見て、大喜びしています。滑り台やブランコは、彼らにとって特別な場所となり、笑顔と喜びに満ちた日々を過ごすことができるようになりました。これは貴重な体験であり、彼らの成長と幸福に大きく寄与しています。日本の皆様のご支援に心から感謝いたします。あなた方の温かい心と寛大な支援によって、私たちの保育所はより良い場所になりました。子供たちの未来を支える大切な一歩となりました。これからも、私たちは子供たちの成長と幸せのために尽力し、お手伝いさせていただけることを誇りに思います。

子ども達からのメッセージ

新しい滑り台とブランコができたこと、本当にうれしいです!これからもたくさん遊んで、たくさん笑って過ごしたいと思っています。保育所の壁もきれいになって、みんなで一緒に遊ぶ場所が増えました。そのおかげで、友達とたくさん遊んで、楽しい時間を過ごしています。私たちのことを思って、支援してくださって、本当にありがとうございます。日本のみなさんのおかげで、私たちの毎日がもっと楽しく、素敵になりました。

その他写真