活動報告書

対象年度: 2022

提出日: 2024年03月25日

国名 コンゴ民主共和国
学校名 ビホブ小学校
BIHOB SCHOOL
カウンターパートナー 認定NPO法人テラ・ルネッサンス
報告担当者 小川真吾
生徒数 329
学校概要 コンゴ民主共和国南キブ州にある小学校。政府からの補助は、ほぼ無いに等しく、学校運営費用は、村人の寄付、保護者から学費として徴収しているが一部機能不全。その費用の多くは教員の人件費や教材代、修繕、備品代などに使われるが、十分な費用は賄えてない状況。元子ども兵、国内避難民、最貧困層の子どもたちが多く通う学校で、多くが継続して学費を捻出することが困難なため、ドロップアウトまたは、休学・復学を繰り返す子どもが多い。

支援前の状況


紛争の影響に加え、コロナ禍、ウクライナ危機の影響も相まって、脆弱層の生活は困窮し、子どもたちの教育の機会が奪われている。南キブ州では、現在も紛争が続いており、その影響でコロナ禍以前から、 約65万人が国内避難⺠としての生活を強いられ、2019年にはさらに20万人が避難を強いられ、 100ヶ村以上の村々で病院や学校が破壊されるなどの被害が発生。南キブ州 の人口の3分の1にあたる190万人が1日一⻝も⻝べられるかどうかの状況に陥っており、政府か らの教育支援もほぼ無いに等しく、子どもたちが教育を受けることが困難な状況にある。なお、学校修繕や脆弱な人々の教育支援を政府や公的機関が行うだけの資金はなく、また、多くの援助機関も新規学校建設には資金を提供しているが、建設後の学校の修繕や持続的に学校を運営していくための支援は十分行われていない状況にある。この学校には、かつて、子ども兵して徴兵された子どもや、孤児の子どもたちが多数いる。その多くは、とても貧しい生活を強いられている世帯で、学校に行くことも厳しい状況にある。また、国内避難⺠も多く、学校の運営をしていくために保護者が校舎の修繕などに必要な資金を提供することは困難な状況にある。

支援後の状況


校舎の壁、屋根の破損、老朽化により、雨漏り、風に晒されている状況にあったが、今回の支援により壊れた屋根を全て交換することができた。屋根の素材となるブリキ板は高価なため、これまで保護者から集めたお金では修理することができずに老朽化した状態にあった。また、教室の壁を交換したり、教室の机や椅子も整備してもらえたことで、今は貧困層の子どもたちも(保護者が修繕費を支払わなくてもいいので)、学校に来て勉強することができている。加えて、外壁のペイントもすることができている。

学校からの反響


子ども達からのメッセージ

私たちの学校には多くの貧困層や国内避難民、かつて子ども兵として徴兵された子どもたちが学んでいます。政府からの援助もなく、保護者からもお金を徴収することができずにずっと校舎の修繕をできない状態が続いていました。そんな中、河野さんのご支援で、今回屋根を交換したり、壁を修理したりすることができました。本当に心から感謝しています。また、机や椅子も整備してもらえたことに心より感謝します。これからも私のたちの学校を引き続き支援してくださればとてもありがたいです。どうぞ、よろしくお願いします。

先生からのメッセージ

河野さん、私たちの学校を支援してくれてありがとうございます。私たちの学校にはたくさん学校に行けない子どもたちがいます。私もずっと学校に行くことができませんでした。それは、戦争があるからです。学校に行きたくても行けませんでした。そして学校に行くためにはお金を支払わないといけません。でも今、学校を修理してくれて、学校にお金を払わなくても学校に行けるようになりました。本当にありがとうございました。これからも、私たちをサポートしてください。神様のご加護を。

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