活動報告書

この学校は、最貧困層の子どもたちが多く通う小学校。教室が足りておらず、今ある校舎の壁、屋根も破損、老朽化により、雨漏り、風に晒されている。また、教室の備品、教材が欠如している状況。また、この地域は、紛争の影響に加え、コロナ禍、ウクライナ危機の影響も相まって、脆弱層の生活は困窮し、子どもたちの教育の機会が奪われている。南キブ州では、現在も紛争が続いており、その影響でコロナ禍以前から、 約65万人が国内避難⺠としての生活を強いられ、2019年にはさらに20万人が避難を強いられ、 100ヶ村以上の村々で病院や学校が破壊されるなどの被害が発生。南キブ州 の人口の3分の1にあたる190万人が1日一⻝も⻝べられるかどうかの状況に陥っており、政府か らの教育支援もほぼ無いに等しく、子どもたちが教育を受けることが困難な状況にある。なお、学校修繕や脆弱な人々の教育支援を政府や公的機関が行うだけの資金はなく、また、多くの援助機関も新規学校建設には資金を提供しているが、建設後の学校のメンテナンスもできていない状況にある。

教室が足りていない状況であったが、教室を一室増築することができ、子ども達の教育環境が大幅に改善しました。また、壁が壊れていたり、クラスの仕切りがない状態であったが、今はそれらが整備され、各教室で子ども達が勉強できる環境が整う。加えて、机などの 備品が不足していたが、それらを補充することもでき、外壁のペイント、ドアの設置、窓の設置もすることができた。これらの整備により、今は子ども達が安全に勉強することができている。