活動報告書

対象年度: 2023

提出日: 2024年11月25日

国名 インドネシア共和国
学校名 ディニヤ アル ムスラ ダルサラム学校
Diniyah Al Musrah Darus Salam School
カウンターパートナー サクラネシア財団
報告担当者 伊集院さくら 江田直美
生徒数 70
学校概要 インドネシア第二の都市スラバヤから車で3時間ほど走ると、東ジャワ州にマデュラ島という都市があります。不登校や引きこもりの子どもたちを受け入れる特別学校として1986年に設立されました。村のコミュニティーからの支援で設立され子どもたちが授業料を無償で授業を受けることができます。学校は市内の通りから、はずれた郊外に向かって、たくさんの椰子の木をくぐった凸凹道の先にあります。

支援前の状況


スラバヤはインドネシアのジャワ島にある港湾都市です。活気のある広大な都市で、オランダ植民地時代の運河や建築物が近代的な高層ビルと融合しています。ディニヤアル ムスラダルサラム学校はスラバヤの都市部から4時間ほど離れたマデュラ島にあります。幼稚園生から高校生までの生徒たちが無料で通うことができるイスラム教の学校です。支援前の様子は、教室には電気が通っておらず、壁はタイルが貼られていないセメント剥き出しの状態で生徒たちは暗い教室の床に座って授業を受けていました。トイレや水場も整備されておらず、校庭は雑草が生い茂り整備されていないため校庭を活用できていませんでした。

支援後の状況


生徒たちが快適に授業が受けれるように、教室をタイル張りにしました。学校の外壁も、水色に綺麗に塗り直され、明るくなりました。校庭や中庭にブロックを敷いたことにより、生徒たちが、外での活動ができるようになりました。そして、雨が降っても生徒たちの足元が滑りにくくなりました。校庭や水場の整備ができたことによって、生徒たちの学習環境が著しく向上しました。更に、美しい学校になり、生徒たちの学習意欲を高めることに繋がりました。

学校からの反響


先生からのメッセージ

アッサラーム・アライクムwr wb私たちの学校へ寄付を頂き、ありがとうございました。私たちは皆、アル・ムスラ・ダルサラム財団グヌン・ケサン・カラン・ペナン・サンパン・マドゥラの生徒全員とともに、財団の理事長および教師会です。インドネシア/マドゥラへご来訪頂き、さらにはご支援とご協力いただいたサクラさんと、Maaaruの支援者の皆様と、日本寄付財団の皆様に深く感謝の意を表したいと思います。私たちはMaaaru(日本寄付財団)と良好な関係を築くことができたことを非常にうれしく感謝しております。すべてに感謝いたします。このような寄付の助けを借りて、マドゥラの私たちの財団がより進歩し、より繁栄することを願っています。ありがとうございました。

子ども達からのメッセージ

アッサラーム・アライクムwr wb私の名前はノルファディラ、マドゥラ州サンパン、ペナン州グヌン・ケサン・カランにあるアル・ムスラ・ダルサラム財団の学生です。さくらさんとMaaaru(日本寄付財団)の皆様には、Maaaru(日本寄付財団)からの資金援助により、校舎がより良くなり、教室も美しくなりました。また、Maaaru(日本寄付財団)が更なる発展を遂げることを願っています。本校へのご支援に心より感謝申し上げます。私たちはアル・ムスラ・ダルス・サラムであり、インドネシアの学校財団です。ありがとうございました。

その他写真